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ストリング(ガット)の選び方

ストリング選びの基礎知識

ラケットが同じでもストリングが違うだけで全く違うラケットに感じるがことがあります。 色々なストリングを試し、自分のスウィングスピード、プレースタイルにあったストリングを見つけてください。
現在は多種多様な素材、ゲージ(ストリングの太さ)の物があります。大まかに区分けすると下記4パターンがあります。

1) ナチュラル・ストリング

ストリング界の王様です。昔は羊の腸を使用していた名残で、「シープ」と呼ばれています。(現在は殆ど牛の腸です。) トッププロの殆どが使用しています。技術的に伸び悩んでいる方や、テニス肘でお困りの方は是非一度試してみてください。

利点 欠点 対象プレイヤー
・ホールド感が高い
・高反発
・振動吸収が良い
・維持率が良い
・天然素材なので雨など湿気に弱い
・値段が高い
・耐久性が悪い
テニスのレベル、プレースタイルを問わずお薦めです
2) マルチストリング

人工的な素材でナチュラルストリングに近づけたストリングです。 細い糸を束ねて一本糸に構成され、糸の繊維一本一本が伸縮するのでホールド感が良くなります。

利点 欠点 対象プレイヤー
・ホールド感が高い
・振動吸収が良い
・値段が高い
・耐久性が悪い
パワー系ラケットを使っている方、タッチショットの得意な方
3) モノストリング

一般的なストリングは殆どがモノストリングで、太い一本芯に細い糸を巻きつけて構成されています。 これからテニスを始める方はまだストリングの好みがはっきりしていないと思いますので、値段や打感などのトータルバランスを考えるとモノストリングをお薦めします。


利点 欠点 対象プレイヤー
・耐久性が高い
・反発性が良い
・値段が安い
・打感が硬い フラット系ハードヒッター
4)ポリストリング

ストリングが直ぐ切れるようなハードヒッターに最適。初期のポリストリングは打感が硬かったのですが、最近はマルチストリングに匹敵するくらいソフトなものがでてきたので、トッププロも使用しています。 自分から速いスウィングでボールを打つ方には最適ですが、スウィングスピードの遅い方には衝撃がきつく、故障の原因になります。またテンション維持率が悪いので、ストリングをあまり切らないプレーヤーにはお薦めしません。


利点 欠点 対象プレイヤー
・耐久性が高い ・テンション維持率が悪い スピン系ハードヒッター
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