
よくある質問(FAQ):ストリング編
■ストリングの種類について
- Q1.
- パッケージの16、16L、17、15Lという表示はどういう意味ですか?
- A1.
- ストリングの太さを表す海外の表示規格です。
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米国 |
欧州 |
日本 |
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15L |
9.0 |
約1.33-1.41mm |
16 |
8.5 |
約1.26-1.34mm |
16L |
8.0 |
約1.22-1.30mm |
17 |
7.5 |
約1.16-1.24mm |
18 |
7.0 |
約1.06-1.16mm |
- Q2.
- 細いストリングと太いストリングではどんな違いがあるのですか?
- A2.
- 太いゴムと細いゴムを伸ばすと、細い方が楽に伸ばせますよね。
ストリングはゴムと同じです。細い方がストリングの伸縮率が高いので、ボールの食いつきと反発性が良くなり、スピン性能もUPします。ただ、細いストリングは耐久性が悪いので切れやすく、ハードヒッターにはお薦めできません。細いストリングはネットプレーヤー、太いストリングはストロークプレーヤーにお薦めです。
- Q3.
- どうしてストリングによって、スピンのかかり具合が違うのですか?
- A3.
- ストリングの素材、表面の加工、ゲージ、テンションなどにより、スピンのかかり具合が違ってきます。
① ナチュラル・ストリングやマルチ・ストリングはホールド感があり、ボールとラケットの接地時間を長く取れるため、スピンをかけるタイミングが取りやすくなります。
② マルチストリング、ポリストリング、モノストリングで表面に凹凸が付いているタイプは、スピンがかけやすくなります。
③ ゲージを細くしたり、テンションを下げることにより、スピンのかかりが良くなります。
- Q4.
- 耐久性のあるストリングはどんなものがありますか?
- A4.
- 耐久性は素材とゲージによって左右されます。
一般的に、硬い素材のケブラーとポリエステルが耐久性重視のストリングに良く使われます。硬い素材なので勿論伸縮性もあまり期待できません。自分から積極的にボールを打ち抜くハードヒッターにお薦めです。ゲージは太さに比例して耐久性がUPします。
- Q5.
- ソフトテニスのストリングを硬式ラケットで使うことはできますか?
- A5.
- 使うことはできますが、ソフトテニスのストリングは硬式用と比べて柔らかくできています。耐久性のことを考えると、お勧めできません。またソフトテニスラケットは面が小さいので1パックあたりのストリングの長さは硬式と比較して約1m短くなっています。
