よくある質問(FAQ):ストリング編
■テンションや張替えについて
- Q1.
- ストリングテンションはどのように決めたらよいのでしょうか?
- A1.
- これは個人の感覚で決めるものなので、一概に第三者が何ポンドとは言えません。目安としては、ラケットそれぞれに適正テンションがありますので、その中間のポンドをお薦めします。
また、張り機によってもかなり誤差があるので、張るショップを決め、そこで何回か張り替えて自分のベストな硬さを探してみてください。
一般的な傾向としては、タッチショットが得意なプレーヤーはゆる目に、速いスウィングでハードヒットするストロークプレーヤーは硬目に張る方が多いようです。
- Q2.
- 低いテンションと高いテンションではどのような違いがありますか?
- A2.
- 地面でジャンプする場合と、トランポリン上でジャンプする場合とを想定してください。トランポリン上の方が高く飛べますよね。ストリングのテンションが低く、トランポリンのように表面がより大きくしなる場合のほうがボールの飛びがよくなります。
■低いテンションの場合■
ールの飛びが良く非力な方にお薦めです。またラケットとボールの接地時間が長くとれるので、スピンをかけ易く、タッチショットの得意なネットプレーヤーにもお薦めです。
だだ、ラケット面の何処で打っても良く飛ぶので打球感が鈍くなってしまいます。
■高いテンションの場合■
ボールの飛びを抑えることができ、打球感がシャープになります。積極的にボールを打ち抜くハードヒッターにお薦めです。
- Q3.
- ストリング張替えの目安は?
- A3.
- できれば3ヶ月、最低でも半年に1回は張り替えてください。
「切れてないからまだ使える」とよく思われがちです。でも、輪ゴムも伸ばしたまま数ヶ月放置すると元に戻らなくなりますよね。ストリングはゴムと一緒です。伸びきってしまうと反発性が失われ、振動も発生しやすくなるので故障の原因になります。
また3ヶ月以内でもラケットの保存状況により、張り替え時期が変わってきますので、いつもよりボールが飛ばなくなったと思う頃が張り替え時期になります。
- Q4.
- ストリングは切れたところだけ張り替えることは可能ですか?
- A4.
- 技術的には可能ですが、Q3でもお話したとおり、ストリングには寿命がありますのでお薦めしません。
